2009年7月3日金曜日

株式リターンの要因分解

昨日の日経「経済教室」でインポットソン・アソシエイツ・ジャパン社長の山口勝業氏が興味深い分析を披露されている。この数字には説得力がある。

論より証拠:



過去25年間、株式についての従来の常識は完全に崩壊してしまったのである。それなのにいまだに従来の神話で物事を語る人が多いのが問題だな。

5 件のコメント:

Jun さんのコメント...

その方の書いた「日本経済のリスク・プレミアム」って本はちと値が張りますが、結構お勧めですよ。そういう風にデータを用いて、いろいろ日本経済を考察してます。

Unknown さんのコメント...

そうですか、こういう風に数字を出してくれる人はいいですね。100の屁理屈より一つの数字。

過去50年間一貫して言えることは株は売ったり買ったりしても儲からないと言うこと。ただ以前はダウ平均を買って売らずに持ち続けておれば儲かったけれど、いまはそれもなくなってしまった。

株主を決して裏切らない会社を厳選して(関西・三河系企業……武田、パナソニック、トヨタなど)長期保有するしかないですな。中途半端な会社の株を買うより債券の方がいい。

Jun さんのコメント...

100の屁理屈が読みたくなったら、お勧めは「ザマミロ!農は永遠なりだ」(農民作家・山下惣一著)ですな。データとかは用いず、ただひたすらWTOはつぶせとか、フードマイレージを減らせ地産地消が一番いいとか、直販所は農家がおすそ分けのやさしさでお前ら消費者にめぐんでやってるんだとか、そんなお話。散人さんのような人が日本に増えるなら、彼ら農民はいよいよ独立するそうですよ。そうなったら困るのは我々馬鹿な消費者だそうな。

内容(「BOOK」データベースより)

この国と国民に農業を守る意思がないのなら、百姓は独立するぞ!愉快、痛快、爽快、百姓のいいたい放題。



ちなみに彼が読売で連載していたコラムは必読です。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/sakenomi/

http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/sato/

Unknown さんのコメント...

この爺さん面白い。もっともっとやって欲しいな。これこそ「国民的議論」に発展させるべき。

ニッポンの農業も早く「独立」(独り立ち)して欲しいな。あいつらをおいらの税金で食わせるのには、もう飽き飽き。

自分らで使う一家に三台もあるクルマのガソリン代ぐらいはせめて自分で稼げ!

Unknown さんのコメント...

更に付け加える。

大食らいのあいつらを扶養し続けてきたおかげで、世界最強を誇ったニッポン経済もついにへたってしまった。おかげでノーソンは都市より実質で遙かに豊かになったけれど、都市貧民にはもうノーソンを扶養し続ける体力はありません。

ホンマにあいつらは穀潰しでニッポンのガンだな。